
ビアンコ先生大変です〜!
本番の指揮は上手くふれたと思うんですけど、指揮台からどうやって退場していいのかわかりません〜!どうしましょ〜。

ネーロ、まずは落ち着いて!
それじゃあ今日は指揮者の退場の仕方について解説してみよう!
退場の仕方
曲の最後の音を振り終わったら、まずは客席に響いている余韻をしっかり楽しみましょう。(曲が終わったからといって慌てて指揮台から飛び降りないように気をつけてくださいね!)
【合唱】指揮者の舞台マナー<入場編>も合わせてご覧くださいね!

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指揮台のおり方
余韻をしっかり楽しんだ後、指揮棒を譜面台に置きます。その後ゆっくり指揮台からおります。
もし、指揮棒をそのまま持って退場する場合は指揮棒を、ピアニストを紹介するために右手から左手に持ちかえておきます。そして、まずはピアニストを紹介します。
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ピアニストの紹介の仕方
右手をピアニストの方へ差し出してピアニストを紹介します。腕は自然に演奏者の方向へ伸ばした状態で指先は開かず軽く閉じた感じになります。(指揮棒で演奏者を紹介することは失礼になりますので、どんな時も指揮棒ではなく手で紹介してくださいね!)
ここでピアニストは立ち上がり、まずは一人でお辞儀をします。

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合唱団の紹介の仕方
その後、合唱団の演奏を讃え、先ほどピアニストを紹介した時と同じように右手を合唱団の方へ伸ばしてお客さんの視線を合唱団の方へ誘導するように紹介します。
ピアニストの時と違うのは合唱団は基本的にお辞儀はしません、そのままの状態で拍手を受けます。
ピアニストの時と同じように指揮棒で紹介するのは失礼に当たるので気をつけてくださいね! (指揮棒を譜面台に置いていて両手が空いている時は合唱団へ向け拍手してもいいですよ!)
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お辞儀の仕方
演奏者の紹介が終えたら、ここでお客さんの方を向いて拍手を受けます。しっかりと拍手を受けてからピアニストと共にお辞儀をします。(この時合唱団の皆さんはお辞儀はなしで、真っ直ぐ前を向いたままになります。)
入場の時のお辞儀と同じくピアニストは指揮者のお辞儀に合わせるので、退場の際も指揮者がしっかりお辞儀することでピアニストも指揮者と同時にお辞儀をしやすくなります。

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指揮者の退場
お辞儀を終えたら胸を張って堂々と退場します。
自分の指揮の振り方や演奏のことなどを反省したくなる時もあるかもしれないですが、お客さんの視線はまだ指揮者に集まっています、顎を少しあげて視線は前へ向け、ぜひかっこよく堂々と退場してくださいね!
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