ビアンコ先生大変です〜!
指揮の練習はたくさんして振れる様になったんですけど、本番どうやって指揮台までいったらいいのかがわかりません〜!どうしましょ〜。
ネーロ、まずは落ち着いて!
それじゃあ今日は指揮者の登場の仕方について解説してみよう!
指揮者の入場の仕方
まずは胸を張って堂々と舞台へ歩いてでていきます。足元が気になるかもしれないですが、少し顎をあげて視線はまっすぐ向けて登場していきます。お客さんに見られていることを意識しながら、キョロキョロしない様に登場できるといいですね。
指揮棒は自分で右手に持っていく方法と、ステージ担当の方にお願いして先に譜面台に置いておいていただく方法とあります。演奏会の状況に応じて選択してくださいね!
↓プロの指揮者が初心者の方におすすめする指揮棒はこちらからご覧くださいね!
初心者におすすめの指揮棒の選び方も合わせてご覧くださいね!
指揮台に到着後
指揮台のところへ到着したら、まずはお客さんの方へ体を向けて停止します。本番がホールなどの場合は上からの照明の影響で顔に影ができて表情が暗く見えがちです。
少し顎をあげるぐらいの方が、お客さんからの表情も明るくみえていいですよ!
➡️プロの指揮者オススメの指揮者用譜面台、指揮台も参考にしてみてくださいね!
注意するポイント
自分が指揮台へ到着した後すぐにお辞儀をしたくなりますが、必ずピアニストがピアノ椅子のところまで到着しているかどうかを確認します。
ピアニストがまだ到着していない場合はその場でピアニストの到着を待ちます。
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お辞儀の仕方
ピアニストがピアノ椅子のところまできていることを確認できたら、指揮者、ピアニスト同時にお辞儀をします。(ピアニストは指揮者のお辞儀に合わせるので、指揮者がしっかりお辞儀することでピアニストにもお辞儀のタイミングが伝わりやすくなります。)
お辞儀するときは一度顔をしっかり客席に見せた後ゆっくりお辞儀します、そしてお辞儀したところで少し停止します。
その後ゆっくり体を起こして、またしっかりお客さんの方に顔を向けます。(流れ作業にならないように気をつけてくださいね!)
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いざ指揮台へ
お辞儀の後いざ指揮台へ上がります。まずは演奏者の皆さんの歌う準備が整っているかを確認します。
ピアニストの方が椅子の高さを変えたり、持ってきた楽譜を譜面台に置いたりする準備のための時間をしっかり意識してとります。また、同時に合唱団の皆さんの準備が整っているかも確認します。
準備ができていない演奏者がいる場合は待ちます。焦らず、ゆったりした気持ちで指揮台の上にいることが演奏者にとっての安心につながります。
2拍子の振り方、3拍子の振り方、4拍子の振り方も合わせてご覧くださいね!
気をつけるポイント
指揮者も緊張していると思うので、ついつい自分が指揮を振ることに集中してしまいがちですが、落ち着いてできるだけ周りの状況を確認しながら音楽をスタートすることがいい音楽創りの基本となります。【合唱】指揮者舞台マナー<退場編>も合わせてご覧くださいね!
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4拍子を練習したい方必見!
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