ビアンコ先生大変です〜!
今度振る曲にに6拍子の曲が出てきてしまいました〜!
もう僕無理かもしれません〜どうしましょ〜!!
ネーロ、大丈夫!それじゃあ今日は一緒に
6拍子の指揮の振り方を見てみよう!
6拍子の楽譜の読み方
ここでは代表的な6拍子、4分の6拍子を例にあげてみましょう。4分の6拍子は上の楽譜のように「一小節に四分音符が6個入っていますよ!」という意味になります。
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6拍子指揮の図形【初級編】
6拍子指揮の図形<3+3型>
先ほどの楽譜をもう一度見てみましょう。この楽譜はよくみるとスラーが前半後半3つずつの四分音符についていることから、次の楽譜のように2つのグループに分けることができます。
ですので指揮の図形は前半のグループも後半グループも「基本の3拍子の図形」を当てはめて6拍子の楽譜の指揮を振っていきます。一度楽譜の下に指揮の図形を書いたものをみてみましょう。
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基本の3拍子の指揮の振り方はこちらをご覧くださいね!
6拍子指揮の図形<2+2+2型>
今度は先ほど出てきた楽譜と音符は同じですが、スラーが4分音符2つずつについており、こちらは下の楽譜のように3つのグループに分けることができます。
ですのでこちらは3つのグループそれぞれに「基本の2拍子の図形」を使い指揮をすることができます。楽譜の下に図形をあてはめたものをみてみましょう。
基本の2拍子の指揮の振り方はこちらをご覧くださいね!
指揮棒を持って指揮をする方は【初心者必見!】指揮棒の持ち方構え方も合わせてご覧くださいね!
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6拍子指揮の振り方【上級編】
6拍子指揮の振り方<3+3型>
一拍目の振り方
まずスタートの位置に右手を持っていきます。スタートの位置から①に向けて振り下ろし(左図)、その後先ほど通った縦の線の半分くらいまで戻ります(右図)。これをスムーズに繋げることによって6拍子の一拍目になります。
二拍目の振り方
今度は先ほど一拍目を振り終わった場所から再スタートし②へ向けて振り下ろし(左図)、②を通過した後元の位置へ戻ってきます。これをスムーズに繋げることで6拍子の二拍目の図形になります。
三拍目の振り方
今度は先ほど二拍目が終わった位置から③を通過して(左図)、図形の頂上へと戻っていきます(右図)。これをスムーズに繋げることで6拍子の三拍目になります。
四拍目の振り方
先ほどの三拍目の終わったところから④を通過して図形の左端まで進みます。これが四拍目になります。
五拍目の振り方
今度は先ほど四拍目を振り終わったところから⑤を通過して「ここまで」の位置まで進みます。これが五拍目になります。
六拍目の振り方
最後は先ほど五拍目の終わったところから、⑥を通過して図形の頂点へと戻っていきます。これが六拍目になります。
それでは、次は、いよいよ6拍子にチャレンジしてみましょう!
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6拍子指揮の振り方【上級編】
6拍子指揮の振り方<2+2+2型>
一拍目の振り方
まずは三角形の頂点から①へ向けて出発し(右図)「ここまで」へと戻ってきます(左図)。この動きをスムーズにすることで6拍子の一拍目を振ることができます。
二拍目の振り方
先ほど一拍目を降り終わったところから、三角形の左の角にある「ここまで」へと一気に振ります。これが二拍目になります。
三拍目の振り方
二拍目を振り終わったところから今度は③へ進み(左図)「ここまで」へ戻ってきます(右図)。この動きをスムーズにすることで6拍子の三拍目になります。
四拍目の振り方
次に三拍目を振り終わったところから三角形の右角の「ここまで」に一気に進みます。これが四拍目になります。
五拍目の振り方
四拍目を振り終わったところから⑤へ向けて出発し(左図)その後「ここまで」へと戻ってきます(右図)。この動きをスムーズに行うことで6拍子の五拍目を振ることができます。
六拍目の振り方
先ほど降り終わった五拍目から⑥を通過して三角形の頂点に向けて戻ります。これが六拍目になります。
6拍子<3+3型>と<2+2+2型>の見分け方
6拍子の楽譜はたまに例外はあるものの、基本的に<3+3>もしくは<2+2+2>に分けることができます。一番最初に例であげた4分の6拍子はスラーによって<3+3型>、<2+2+2型>にグループ化することができました。このほかに例えば合唱曲によっては歌詞のつき方によって<3+3>の方が歌いやすかったり、<2+2+2>の方が自然だったりします。吹奏楽などはメロディーだけではなくバスラインを見るとはっきりグループが見えることもあります。6拍子を指揮するのは最初は難しく感じるかもしれないですが、練習することで腕に拍子が馴染んできますのでがんばってくださいね!
基本の3拍子からしっかり練習したい方は
ビアンコ先生、ネーロと一緒に曲にのって楽しく3拍子が練習できる動画もご覧くださいね!
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