ビアンコ先生大変です〜!
今度の楽譜に8分の7拍子というのが出てきてしまいました〜!
僕もう無理です〜、こんなの指揮できません〜!!
ネーロ、大丈夫だよ〜!それじゃあ今日は一緒に
8分の7拍子の指揮の振り方を見てみよう!
8分の7拍子の楽譜の読み方
まずは8分の7拍子の楽譜を見てみましょう。8分の7拍子は「1小節に八分音符が7つ」入っていますよという意味になり、下の様な楽譜になります。
8分の7拍子は実は以下の3つのパターンに分けることができます
「八分音符3つ、2つ、2つ(3+2+2)」「八分音符2つ、3つ、2つ(2+3+2)」「八分音符3つ、2つ、2つ(3+2+2)」の3通りです
ですので、指揮は3拍子の図形を使って指揮をすることができます。
↓吹奏楽などで使う移調楽器の楽譜の読み方がとてもわかりやすくおすすめの一冊です!
3拍子の図形
2拍子は下のような図形になります。
ひらがなの「し」をイメージするとわかりやすいかもしれませんね。
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自分の体のサイズに合った指揮棒を探したい方はこちらのプロがオススメする指揮棒の選び方も参考にしてみてくださいね。
3拍子の振り方
STEP1 一拍目の振り方
①三角形の頂点にある黄色い丸印がスタートの位置になります。
まずは三角形の左の辺を描くように下に向けて振り下ろします。これが一拍目になります。
STEP2 二拍目の振り方
②その後右手を左下の位置から右の位置へ弧を描くように動かします。これが二拍目になります。
STEP3 三拍目の振り方
③三角形の右端から三角形の頂点に向けて右手を振り上げます。これが三拍目になります。
STEP4 繋げて振ってみよう
一度つなげてみてみましょう!
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8分の7拍子指揮の振り方
それでは実際に8分の7拍子の指揮の振り方をみてみましょう。
8分の7拍子(3+2+2)の振り方
まずは8分の7拍子(3+2+2)の振り方を見てみましょう。
先ほどお話した3拍子の図形に8分の7拍子の楽譜を当てはめていきます。
まずは図形の一拍目(①)に楽譜の最初のグループの八分音符3つ(①)を当てはめます。
次に図形の二拍目(②)に真ん中のグループの八分音符2つ(②)を当てはめます。
最後に図形の三拍目(③)に最後のグループの八分音符2つ(③)を当てはめます。
この動きを繰り返すことで、簡単に8分の7拍子(3+2+2)を指揮振ることができます。
8分の7拍子(2+3+2)の振り方
次に8分の7拍子(2+3+2)の振り方を見てみましょう。
先ほどお話した3拍子の図形に8分の7拍子の楽譜を当てはめていきます。
まずは図形の一拍目(①)に楽譜の最初のグループの八分音符2つ(①)を当てはめます。
次に図形の二拍目(②)に楽譜の真ん中のグループの八分音符3つ(②)を当てはめます。
最後に図形の三拍目(③)に楽譜の最後のグループの八分音符2つ(③)を当てはめます。
この動きを繰り返すことで、簡単に8分の7拍子(2+3+2)を指揮振ることができます。
8分の7拍子(2+2+3)の振り方
最後に8分の7拍子(2+2+3)の振り方を見てみましょう
まずは図形の一拍目(①)に楽譜の最初のグループの八分音符2つ(①)を当てはめます。
次に図形の二拍目(②)に楽譜の真ん中のグループの八分音符2つ(②)を当てはめます。
最後に図形の三拍目(③)に楽譜の最後のグループの八分音符3つ(③)を当てはめます。
この動きを繰り返すことで、簡単に8分の7拍子(2+3+2)を指揮振ることができます。
両手でカッコよく指揮を振りたい!という方はこちらも合わせてご覧くださいね! 左手の使い方を詳しく解説しています!