ビアンコ先生大変です〜!
僕、右手の指揮は振れるようになったんですけど、左手の指揮が全然かっこよく振れません〜!!どうしましょ〜
ネーロ、それじゃあ今日は一緒に
左手の指揮の振り方をみてみよう!
左手の指揮の振り方<基本編>
4拍子の指揮の図形
まずは、今回は4拍子の図形を使いながら左手の指揮の振り方をみてみましょう。
4拍子は下のような図形になります。
数字の「1」+三角形「△」と覚えると分かりやすいかもしれませんね。
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右手と左手 指揮図形の大きさ
右手と左手、指揮の図形の大きさを比べてみましょう。
両手で指揮を振るときには、指揮の図形は基本的には下の図形のように右手の図形より左手の図形を少し小さく振ります。
両手で指揮をするときは、右手が中心で左手は補佐的な役割を担います。
右手と左手 指揮の図形の描き方
右手4拍子の指揮の振り方
4拍子の指揮の振り方を見てみましょう。スタートから順に①→②→③→④の順に指揮を振ると簡単に4拍子を指揮することができます。
4拍子の指揮の振り方を詳しく知りたい方はこちらも合わせてご覧くださいね!
両手で振る4拍子指揮の振り方
右手での4拍子指揮の振り方がわかったところで、早速両手での指揮の振り方について見てみましょう。
両手で指揮を振るときの振り方はどの拍子でも基本的には右手で指揮をしている状態の対称となり下の図の様になります。
指揮を両手で振るときには「右手の図形より左手の図形を小さく、左手は右手の対称に振ること」がポイントになります。
次は左手の指揮いよいよ応用編です!
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左手のかっこいい指揮の振り方<応用編>
左手で音を大きくする方法
上の楽譜のようにcresc.(クレッシェンド:だんだん音を大きくする)などの指示があるときには、左手を使ってかっこよく振ることができます。
まずは左手をおへその高さぐらい、手のひらを上向きにしてもってきます。
そして音が大きくなっていく間徐々に手を頭上付近まで上へ上へと持っていきます。左手を上へともっていく間、右手は4拍子の図形を描き続けます。
いきなり両手で振るのはとても難しく感じると思うので、右手の動きと左手の動きを別々に練習してから、両手で合わせることをオススメしています!
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左手で音を小さくする方法
上の楽譜のようにdim.(ディミヌエンド:だんだん音を小さくする)などの指示がある時も、左手を使ってかっこよく振ることができます。
左手を手のひらを下にした状態で、頭上位置付近までもってきます。そして音が小さくなっていくにしたがって手を徐々におへその高さぐらいまで持っていきます。左手を下へと持っていく間、右手は4拍子を描き続けます。
こちらも片手ずつ練習した後に、両手で合わせてみるとスムーズに腕が動きやすいですよ!
左手で最後の音を切る方法
上の楽譜の様に最後の音を切る時にも左手は大活躍します。
まず最後の音で左手を手のひらを上にして停止します。その後左手を時計回りに一周させ、音が切れる最後の瞬間、手のひらを「グー」にします。
そうすることによって、演奏者からも音切れのタイミングがわかりやすくなり、確実に音を切ることができる様になります。
初めは右手と左手を別々に動かすのは難しく感じるかもしれないですが、練習していくうちに少しずつ慣れてくると思います。ぜひ頑張って練習してみてくださいね!
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基本の4拍子を詳しく知りたい方はこちらもご覧くださいね、ビアンコ先生と一緒に練習できる動画もついてますので練習してみてくださいね!
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