ビアンコ先生大変です〜!
指揮の練習はたくさんして振れる様になったんですけど、吹奏楽の本番どうやって指揮台までいったらいいのかがわかりません〜!どうしましょ〜。
ネーロ、まずは落ち着いて!
それじゃあ今日は指揮者の入場の仕方について解説してみよう!
指揮者の入場の仕方
まずは胸を張って堂々と舞台へ歩いてでていきます。足元が気になるかもしれないですが、少し顎をあげて視線はまっすぐ向けて登場していきます
お客さんに見られていることを意識しながら、キョロキョロしない様に登場できるといいですね
指揮棒は自分で右手に持っていく方法と、ステージ担当の方にお願いして先に譜面台に置いておいていただく方法とあります。演奏会の状況に応じて選択してくださいね!
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指揮台への歩き方
舞台へ出て行き指揮台に到着する前くらいに、歩きながら左手を奏者の方向へ自然に伸ばし、奏者の皆さんへ起立の合図を送ります
指揮者の合図で奏者全員で起立します
この時奏者は、指揮者の方向へ体を向けがちですが、指揮者ではなくお客さんの方へ体を向けます
指揮者も奏者も視線は1階席と2階席の間くらいを見るようにします
ホールで演奏する時はライトが当たっているので、このように少し顔を上に向けることで表情が明るく見え、お客さんからも指揮者、演奏者の顔が明るく見えます
(下を向くとライトが当たった顔が暗く見えやすいので、このように少し顔を上げるといいですよ!)
指揮台の横に到着
そして指揮台の横の位置へ到着したら、お客さんの方向へ体を向けお辞儀します
この時奏者の皆さんは起立した状態のまま、お辞儀は指揮者のみします
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お辞儀の仕方
お辞儀するときは一度顔をしっかり客席に見せた後ゆっくりお辞儀します、そしてお辞儀したところで少し停止します
その後ゆっくり体を起こして、またしっかりお客さんの方に顔を向けます
慌てて流れ作業になりやすいので気をつけてくださいね!
お辞儀の時の腕の位置
お辞儀の時の腕は自然に横に下ろした位置になります
前で組んだり、ぶらぶら動かさないように気をつけてくださいね!
いざ指揮台へ
お客さんへのお辞儀の後、奏者の方へ振り返ります(指揮者が振り返ったのを合図に奏者の皆さんは着席します、起立の合図は指揮者がするのですが着席の合図は指揮者が振り返ったらということになります)
ここからいざ指揮台へ上がります
まずは演奏者の皆さんの準備が整っているかを確認します。まだ準備ができていない演奏者がいる場合は待ちます
焦らず、ゆったりした気持ちで指揮台の上にいることが大切です
気をつけるポイント
指揮者も緊張していると思うので、自分が指揮を振ることに集中してしまいがちですが、落ち着いてできるだけ周りの状況を確認しながら音楽をスタートすることがいい音楽創りの基本となりますよ!
緊張して呼吸も浅くなりがちなので、深呼吸してできるだけ落ち着いた状態で演奏をスタートしてみてくださいね!
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