
ビアンコ先生〜!
指揮を振ることになったんですけど、指揮者の服装ってどうしたらいいんですか〜

ネーロ、それじゃあ今日は一緒に
指揮者の服装についてみてみよう!
指揮者の服装について
コンサートで指揮を振っている指揮者を見てみると、丈の長い燕尾服などを見かけることが多いですね
今日は、指揮者の練習での服装やコンサートの時に気を付けた方がいいことなどを一緒に見ていきましょう
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指揮者のコンサート時の服装
燕尾服
まずは指揮者の服装の代表的なものとして、燕尾服があります
コンサートホールでの演奏会や、フォーマルな場所での演奏会などで着用すると、舞台がひきしまるのでとても印象がいいです、最近は男女問わず燕尾服を着ることも多いです
↓このように着ると舞台でもかっこよくきまります

タキシード
燕尾服まではなく、フォーマル感を出したいという時にはタキシードもおすすめです
特に男性の指揮者の方は着用する場面も多いです
↓タキシードも一式持っているととても便利です

黒スーツ
どんなコンサートの時にでも着れる、黒スーツは指揮者として一着持っているととても便利です
燕尾服やタキシードに比べ、軽くとても使いやすいです
マオカラーの襟のスーツはコンサート時に好まれることも多いです
↓このような形のスーツは演奏会でとても使いやすいです

↓女性におすすめの黒のパンツスーツ

女性のパンツスーツはジャケットの丈が短いものが多いですが、指揮を振る時に使うパンツスーツはジャケットの丈がやや長いものをおすすめしています
ジャケットの丈が短いと腕を上げた時に、お腹周りが見えてしまうので購入の際にチェックしてみるといいですね
どうしても、普段履き慣れたスカートで指揮をしたいという方は、くるぶしが隠れる丈のスカートに黒もしくは白の長袖ブラウスを合わせるスタイルもおすすめです
↓合唱のコンサートで使用するようなロング丈のスカートは指揮をしていても安心です

靴
靴については、黒い靴であれば、革靴やエナメルのものなど特に決まりがあるわけではありません
ただ、指揮者の運動量は結構多いので、靴はとにかく長時間履いていても疲れない履きやすい靴を選ぶことが第一になります
長く指揮者をされている方の中には、腰を痛めている方も多いです、そういった意味でもどういう靴を選んでいくかというのは、とても大切なポイントになります
↓指揮者の中にはこのようなダンスシューズを好まれる方もいらっしゃいます

女性の指揮者の靴に関しては、高めのヒールは舞台でスタイルがかっこよく見えるのですが、こちらもヒールを履いての指揮は腰への負担がかなりかかります
かといって、ヒールが全くない靴も抵抗がある方もいらっしゃると思いますので、ヒールの高さは2、3cm程度のものでしたら、腰への負担も少なく指揮を振るのにおすすめです
↓このように甲の部分がやや深めのものの方が指揮を振る時に安定感があります

指揮台の上は布地になっているものが多く、物によってはやや滑りやすさを感じることもあります
ですので、男女問わず滑りにくい靴を選ぶことも大切なポイントになります
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指揮者の練習時の服装(男性編)
指揮者の練習時の服装としては、まずは指揮が振りやすい動きやすい格好をおすすめしています、どうしても指揮の動きは可動域も広いため、指揮をスムーズに振れるかどうかということが、練習時の服選びのポイントになります
加えて演奏者ができるだけ音楽に集中できるよう、指揮棒が見えにくくなるようなストライプや柄のものを避けるなどの気遣いがあるといいと思います
↓このような黒いシャツは指揮者の練習時の定番服です、指揮棒も見やすく使いやすいです

↓練習中に汗をかきやすい方は、このようなTシャツスタイルもおすすめです、タオルも忘れずに持参したいところです

普段アクセサリーや腕時計を好んで着用されている方も多いと思いますが、光に当たると反射して指揮が見にくくなることも多いです、ですので指揮を振る前に外して、なくしてしまわないように鞄に入れるなどすることをおすすめしています
指揮者の練習時の服装(女性編)
昨今、女性の指揮者が増えてきていると思うのですが、女性指揮者が服装を選ぶときに、どのようなものが良いかという情報はまだまだ少ないように思います
ここでは、急に指揮をすることになった時でも安心のおすすめの練習時の服装や気をつけたほうがいい点などをご紹介させていただきたいと思います
指揮者の練習時の格好として、まず気を付けたいのは指揮を振りやすい格好かどうかというところだと思います
練習時は、指揮棒を持ち身体全体を使って指揮することもあって、動きやすく音楽に集中できる格好が一番になります
パンツ or スカート
パンツかスカートか悩まれる方も多いと思います
指揮を振る時は足を肩幅くらいに開くことが多いので、個人的にはパンツスタイルをおすすめしています
↓身体のラインが出やすいものよりは、ワイドパンツなどゆとりがあるものをおすすめしています

「そうは言ってもパンツよりスカートのほうが履き慣れてるし、、」という方には長めのスカートをおすすめしています
↓この位の長めの丈のスカートが指揮を振る時には足元も気にならず振りやすいですよ

シャツ、ブラウスの丈について
上の服のシャツ、ブラウスに関しては、丈のやや長めのものをおすすめしています
丈の短いものは、スタイルとして格好よく見えることも多いのですが、腕を上げた時におへそ付近が見え隠れしたりすることも多く、ご本人も演奏者も気になりやすいことが多いです
ですので、できるだけ腕を上げてもお腹付近が見えないものを選びます
↓身体のラインも出にくくゆったりした丈の長めのサイズのシャツを選ぶのがポイントです

シャツ、ブラウスの柄、色について
練習時は指揮棒を持って指揮をしていることが多いと思いますので、指揮棒があまり見にくくなるようなストライプや柄が入ったシャツ、ブラウスは避けたほうが良いように思います
比較的、指揮棒が見やすい落ち着いた色の無地に近いものを選ぶと、演奏者からも指揮が見やすくなり音楽に集中できます
↓無地の襟なしシャツも練習時には自然に見え動きやすくおすすめです

アクセサリーについて
普段、アクセサリーを好んで使用される方も多いと思います
時計やブレスレット、指輪など光の反射を受けやすいものは、練習の際に演奏者から指揮が見にくくなる場合もあります
ですので、できるだけ練習の前に外しておくことをおすすめします
比較的、反射の少ないものや指揮を振る時に演奏者へ飛ぶ恐れのないものは、身につけていても大丈夫ですが、指揮を振る前に一度確認してみることも大切なポイントになります
両手でカッコよく指揮を振りたい!という方はこちらも合わせてご覧くださいね! 左手の使い方を詳しく解説しています!
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