ビアンコ先生大変です〜!
今度急に2拍子の曲を振らないといけなくなってしまいました
どうしましょ〜!!
ネーロ、それじゃあ今日は一緒に
2拍子の振り方を見てみよう!
2拍子の図形
2拍子は下のような図形になります。
ひらがなの「し」をイメージするとわかりやすいかもしれませんね。
↓プロの指揮者が初心者の方におすすめする指揮棒はこちらからご覧くださいね!
自分の体のサイズに合った指揮棒を探したい方はこちらのプロがオススメする指揮棒の選び方も参考にしてみてくださいね。
2拍子の振り方
STEP1 一拍目の振り方
①図形の左側にある赤い丸印が右手の位置になります。
まずはそこからひらがなの「し」を書くように思い切って右の端まで手を動かします。これが一拍目になります。
STEP2 二拍目の振り方
②その後右端にある右手を左上の「し」の書き始めの位置に向けて動かします。これが二拍目になります。
STEP3 繋げて振ってみよう
一度①②をつなげてみてみましょう!
この動作を続けることで簡単に2拍子を振ることができます。
2拍子の演奏のコツも合わせてご覧くださいね!
2拍子の振り始め方
ビアンコ先生!2拍子の振り方はわかったんですけど
指揮の振り始めはどうすればいいんですか??
ネーロ、いい質問だね〜
それでは2拍子の振り方をみてみよう!
右手の構え方
まずは右手の構え方をみてみましょう。
右手をぶらんと自然におろした状態から腕を垂直に構えます。
図形の大きさは鼻からおへそ付近を使います。
みなさんと同じ方向から2拍子の図形をみてみましょう
赤い丸印があるところが右手の位置になります。
指揮棒を使って指揮をしてみようという方は、こちらのプロが教える指揮棒の持ち方も参考にしてみてくださいね!
↓折りたたみ式電子ピアノも場所を取らないので合唱の練習をする時などに使いやすいですよ!
振り始めは「せーの」
それでは実際に2拍子の指揮の振り始め方をみてみましょう。
2拍子の振り始め方は「せーの」でスタートします。
①まずは右手を赤い丸印のところへ持ってきます。そこから「せーの」の「せー」で右手を構えた位置から図形の右端に持っていきます。
②そして「せーの」の「の」で腕を左の端(ひらがなの「し」の書き始めの場所)まで一気に持っていきます。
この「せーの」の後に先ほど勉強した2拍子を続けて振ると簡単に2拍子の曲を振ることができます。「せーの」は曲のテンポを示すことができます。速い曲の時には速く「せーの」を振り、遅い曲の時はゆっくり「せーの」を振ることによって演奏者に次に続く曲のテンポを示すことができます。
↓自分の体にあった指揮棒をカスタマイズすることができるこちらもオススメですよ!
注意する点
①一生懸命に指揮を振っている間に2拍子の図形がどんどん右の方へずれていってしまうことが多いので気をつけましょう。
②2拍子の図形が指揮を振っている間にどんどん歪んでしまうことがあります、鏡で対称な2拍子がふれているか確認してみましょう。特に2拍子の「し」の図形が反転してしまわないように注意してくださいね。
③テンポを一定に振ることは指揮者にとっても演奏者にとっても、とても大切です、右手のスピードが速くなったり遅くなったりしないように一定の速度で振れるように練習してみましょう。
今回勉強した2拍子の図形を使って8分の6拍子も振れますよ!8分の6拍子の指揮の振り方も合わせてご覧くださいね!
両手でカッコよく指揮を振りたい方はこちらも合わせてご覧ください!
コメント