【地球星歌】今すぐ振れる指揮の振り方のコツ

指揮の振り方【実践】
ネーロ
ネーロ

ビアンコ先生大変です〜!

今度急に合唱コンクールで「地球星歌」を振らないといけなくなってしまいました

どうしましょ〜!!

ビアンコ先生
ビアンコ先生

ネーロ、それじゃあ今日は一緒に
「地球星歌」の振り方を見てみよう!

「地球星歌」の楽譜

それでは早速「地球星歌」の楽譜をみていきましょう

楽譜をお持ちの方はご自身の楽譜を手元に用意して確認していってくださいね

↓「地球星歌」など合唱コンクールでよく歌う曲が入っているこちらの楽譜もどうぞ!

8分の6拍子の意味

「地球星歌」はは8分の6拍子で書かれています

8分の6拍子の意味は「1小節に八分音符が6つ入っていますよ」という意味になり下の様な楽譜になります。

この8分の6拍子は実は下の楽譜のピンクの丸印のように2つのグループに分けることができます。

ですので、「地球星歌」の指揮は2拍子の図形を使って指揮をします

それでは2拍子の指揮の図形についてみてみましょう。

2拍子の図形

2拍子は下のような図形になります。


ひらがなの「し」をイメージすると覚えやすいかもしれませんね。

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2拍子の振り方

STEP1 一拍目の振り方

①まずは図形のスタートの位置からひらがなの「し」を書くように思い切って右の端まで手を動かします。これが一拍目になります。

STEP2 二拍目の振り方

②その後右端にある右手を左上の「し」の書き始めの位置に向けて思い切って動かします。これが2拍目になります。

STEP3 繋げて振ってみよう

一度①②をつなげてみてみましょう!

この動作を続けることで簡単に「地球星歌」8分の6拍子を振ることができます。

8分の6拍子の基本、2拍子の指揮の振り方をもっと詳しく動画で知りたい方はこちらも合わせてご覧ください!

8分の6拍子指揮の振り方

2拍子の振り方がわかったところで、「地球星歌」に出てくる8分の6拍子の指揮の振り方のポイントをみてみましょう。

最初の説明にあったように、8分の6拍子には一拍に3つ八分音符が入っています。ですのでこれを先ほどの指揮の2 拍子の図形に当てはめてみます。

まず、2拍子の一拍目に前半のグループの三つの八分音符が入ります。そして次に二拍目を指揮する時には後半のグループの三つの八分音符が入ることになります

頭の中で八分音符を「タタタ タタタ」といいながら2拍子を続けて振ると簡単にリズム良く8分の6拍子を振ることができます

頭の中で、「地球星歌」の歌詞を歌いながら指揮を振るとより上手に指揮を振ることができますよ!

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「地球星歌」の指揮の始め方

それでは「地球星歌」の曲の始め方についてみてみましょう

まずは「地球星歌」はピアノ演奏から始まります

ですので、指揮を振り始める時にはピアニストを意識します

体を少しだけピアニストの方へ向けて指揮を始めると、ピアニストも安心して演奏できますよ!

振り始めは「せーの」

それでは実際に2拍子の指揮の振り始め方をみてみましょう。
2拍子の振り始め方は「せーの」でスタートします。

①まずは右手を赤い丸印のところへ持ってきます。そこから「せーの」の「せー」で右手を構えた位置から図形の右端に持っていきます。

②そして「せーの」の「の」で腕を左の端(ひらがなの「し」の書き始めの場所)まで一気に持っていきます。

この「せーの」の後に先ほど勉強した2拍子を続けて振っていくと「地球星歌」をスムーズに指揮していくことができます

「地球星歌」の合唱入り

無事にピアノの部分をスタートできたところで、今度はいよいよ合唱のみんなで歌うパートが始まります、合唱が入ってくる少し前でピアニストから合唱に体を向けます(合唱の入ってくる2小節前くらいがおすすめです)

合唱団の入ってくる1小節前で、先ほど勉強した2拍子を大きめに振ります

そのことによって、合唱団のみんなが「自分たちの出番!」としっかり歌い始めることができます

最初は恥ずかしいかもしれないですが、この時しっかり指揮者から合唱団に視線を送ることも大切なポイントになります、腕を動かして指揮を振ることも大切ですが、アイコンタクトも指揮を振る上で大切なことになります

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「地球星歌」最後の音の切り方

最後まで無事に指揮を振れても、「最後の音をどうしたらいいの〜」と疑問を持たれる方も多いと思います

それでは最後の音の切り方をみてみましょう

最後の音まで指揮をした後、右手をストップさせます

そして左手を下の図のように時計回りで回し最後に左手の手のひらを「グー」と握るとみんなにわかりやすく、しっかり音を切ることができます

もし、両手でしっかり音を切りたい場合は左手と対称(時計と反対まわり)に右手も同時に回すとよりカッコよく音を切ることができますよ!最初は難しく感じるかもしれないですが、練習すると上手になっていきますので、頑張ってみてくださいね!

両手でカッコよく指揮を振りたい!という方はこちらも合わせてご覧くださいね! 左手の使い方を詳しく解説しています!