ビアンコ先生〜！
楽譜に変な記号が出てきました〜、僕こんなの読めません〜
ネーロ、それはフラットとダブルフラットだよ！
それでは、今日はフラットとダブルフラットの楽譜の読み方を一緒に見てみよう!
フラットとダブルフラット
フラット
上の楽譜には音符の前に数字の6に似た記号がついています
これを「フラット」といいます
この場合はラの音にフラットがついています
呼ぶ時には「ラのフラット」もしくはドイツ語で「アス(as)」と呼びます
▶️音楽の基礎的な知識を知りたい方はおすすめの楽典、音楽理論の本3選もご覧くださいね！
フラットの意味
次にフラットの意味を見てみましょう
音符にフラットがつくと「そのフラットについている音が半音下がる」という意味になります
先ほどの楽譜の音符は「ラ」でしたので、「ラの音が半音下がる」という意味になります
「半音下がる」と聞くと難しい印象を受けるかもしれませんのでピアノの鍵盤と共に見てみましょう
まずは、もともとフラットがついていないシンプルな「ラ」の音を見てみましょう
ハートマークがあるのが「ラ」の鍵盤の位置です
このラの音にフラットをつけてみると下のようになります
「ラ」に「フラット」をつけることで、一番近い鍵盤に一つ移動（半音下がる）し、星印の位置が「ラのフラットの音」になります
↓どこでも音楽がきけるノイズキャンセリングのこちらのイヤホンもおすすめです！
ポチップ
ダブルフラット
今度はダブルフラットについてみてみましょう
ピアノの楽譜にはもちろん、吹奏楽の楽譜や合唱の楽譜にもよく出てくる記号です
呼び方は「ラのダブルフラット」または「Ases（アセス)」といいます」
（一般的に「ラのダブルフラット」と呼ぶことが多いです）
シャープより難しく思われる方もいらっしゃるかもしれないですが、仕組みはシンプルですので一緒にダブルフラットの使い方を見ていきましょう
↓色々な楽譜を試して演奏してみたい！という方には一曲から楽譜が購入できるこちらもおすすめですよ！
2声のリズムゲーム（中級編）にもぜひチャレンジしてみてくださいね、リズム感が鍛えられますよ!
ダブルフラットの意味
まずはダブルフラットの意味についてみてみましょう
音符にダブルフラットがつくと「そのダブルフラットがついている音が2回半音下がる」という意味になります
複雑に感じる方もいらっしゃると思うので、少しずつみてみましょう
まずは、先ほどのフラットのおさらいからです
元々の音符は「ラ」の音で上記のハートの位置になります
この音を半音下げると下記の「ラのフラット」の音になり星印の音になります
この音をさらに半音下げると「ラのダブルフラット」の音になりひし形の音になります
実はこのように2回半音下げることを「半音＋半音＝全音」と呼びます
ですのでダブルフラットの意味は「ダブルフラットのついている音を全音下げる」という言い方もします
ダブルフラットは混乱しがちな楽譜の記号ですが、落ち着いて鍵盤をイメージしながら、半音を2回分鍵盤を下へ移動させると、ダブルフラットの音が見つかりますよ！
指揮を振ってみよう！という方はこちらの「いますぐ指揮が振れる」動画もおすすめですよ！
コメント