【ドミナント】指揮者と一緒に学ぶドミナントの意味

楽譜の読み方
ネーロ
ネーロ

ビアンコ先生大変です〜!

ドミナントってどういう意味なんですか〜??

初めて知ったんですけど、どうやって演奏したらいいのかわかりません〜??

ビアンコ先生
ビアンコ先生

ネーロ、それじゃあ今日は
ドミナントのの意味を一緒に見てみよう!

ドミナントの意味

ギターやジャズピアノを始めると比較的早い段階で出てくるこの「ドミナント」

クラシック音楽を楽しむ方でも、もしかすると「ドミナント」という言葉を聞かれたことがあるかもしれません

「ドミナント」は英語でもドイツ語でも”dominant”と書き、もともと「支配的な、優勢な」という意味があります

「ドミナントなんて言葉聞いたこともなかった〜」という方でも次に出てくる音は聞いたことがあるのではないでしょうか?

→プロの指揮者が初心者の方へおすすめする楽典の本3選こちらもおすすめですよ!

ドミナントの音楽の効果

小学校や中学校での音楽の時間に「ジャーン、ジャーン、ジャーン」と音楽の先生が3回和音を鳴らすなか「静止→お辞儀→静止」という動きをみんなで一緒にやったことがある方も多いのではないでしょうか??

実は、このお辞儀のところで鳴っている和音が「ドミナント」になります

一度ビアンコ先生とネーロにやってもらいましょう

↓自分の演奏がテンポ通りできているか確認できるメトロノーム(チューナー付き)は便利ですよ!

1回目の和音(静止)

2回目の和音(お辞儀)【ドミナント】

3回目の和音(静止)

このようにお辞儀をする箇所で鳴っている和音のことをドミナントといいます

↓色々な曲を試しながら演奏してみたい!という方におすすめですよ!

ネーロ
ネーロ

ビアンコ先生、お辞儀する時に鳴っている音がドミナントっていうのはわかったんですけど

静止した状態で鳴っている音には名前があるんですか〜??

ビアンコ先生
ビアンコ先生

ネーロ、いい質問だね〜

静止した状態になっている音のことをトニックというんだよ!

1回目、3回目の和音(静止)【トニック】

トニック、ドミナントの和音

それではいよいよトニックとドミナントの和音を楽譜で見てみましょう

先ほどのお辞儀の時安定に出てきた3つの和音を楽譜にすると上のような楽譜になります

トニックは「静」の機能があり、ドミナントはお辞儀の時のように動く「動」の機能があります

トニックは「安定」でドミナントを「不安定」、またはトニックを「弛緩」、ドミナントを「緊張」とも表現します

最後になりましたが、このトニック、ドミナントが音階のどの位置にある和音なのかをみておきましょう

両手を使ってリズム感を鍛えたい方はこちらのリズムゲーム(中級)にチャレンジしてみてくださいね!

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